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大人のアレルギーとグルテンフリー

  • 執筆者の写真: マルフクメディカルフーズ
    マルフクメディカルフーズ
  • 2022年9月11日
  • 読了時間: 2分

 大人というと、成人、高齢者になると思いますが、日光に当たって、アトピーになったとか、薬のせいで症状が治まらず、それがアレルギーのせいだったとか、個人差はあっても急で症状はきつい様です。成人に多いアレルギーは花粉症ですが、花粉アレルギーでは野菜や果実を食べたときに食物アレルギーを起こすことがあります。これを「交差反応」と言って、ブタクサ花粉にアレルギーがある人がメロンやスイカを食べた時に、同様にヨモギ花粉はセロリや人参等に交差反応を起こしやすく、食べた時にアレルギー症状が出ます。

 大量調理では、個々人のアレルギーが出やすい食品の提示を行ってもらっていますが、特に保育園や小学校の園児や児童が持つアレルゲンは使用範囲が広い卵、牛乳、小麦粉等があり、これらを使用しない給食は難しいので、別に代替品が提供されています。

 成人になると食物アレルギーの範囲は狭くなりますが、前述したように花粉症の方は注意が必要です。また、小麦系のたんぱく質抜きのグルテンフリーの方が体調の良い方もいらっしゃいます。グルテンフリーとはグルテンを含むものを食べないということです。グルテンは小麦、大麦、ライ麦などに含まれるグルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が、水を加えることでグルテンになります。小麦系で作られるパン、うどん、ソーメン等の主食の代替には、米粉や大豆粉を使います。東南アジアの主食であるフォーや米粉パンは大丈夫です。日本人の米の消費が少なくなっており、自給率を上げるためにも、パンよりご飯、更に米粉加工品の使用が望まれます。


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