今後の取り組みとして

 
 

砂栽培農業のとりくみ

 

現在、当社では農業法人を立ち上げ、有機無農薬での砂栽培農業を展開し、野菜を栽培する計画を進めています。
今まで農業というと、田畑を耕しての栽培でしたが、この砂栽培法では、7センチから10センチの深さに砂を入れた砂ベッドを準備し、そこに必要な養分を溶融させた水を点滴で砂にしみこませて野菜を栽培する画期的な方法です。
すでに、水耕栽培という方法がありますが、設備費が高くつくという問題点がありました。

 

この砂栽培は設備費がかなり安価になり、その上、手軽に出来る という利点があります。さらに、使用済みの砂を太陽に2・3日当てるだけで、それまで連作が出来ないとされた作物も、連作することが可能です。

 
 
 
 
 

砂栽培農業と、従来の農業の違い

 
  砂栽培農業 これまでの農業
生育管理 素人でも管理できる 経験を積まないと管理が難しい
マニュアルがある  
自動機械点滴で生育管理 生育管理を常時行なう必要がある
砂の特性上で最適な根圏環境が作れる 根圏環境を徹底管理する必要あり
土地の活用 農地でなくても出来る 肥沃な土壌が必要
土作り・砂の入れ替え不要 常時、土の開墾が必要
局所施肥 肥料や燃料費が効率的に活用可能 肥料の無駄が多く、コストアップの要因になっている
経費 農機具を使用しない分、運転などの経費を抑えられる 燃料費等の高騰に対応出来ていない
暖房や冷房が不要な時が多い
(ハウスの場合)
暖房・冷房の経費が掛かる
(ハウスの場合)
連作対応 素連作障害が起きない 米作以外は連作障害が起きる
作業性 高設栽培で作業が楽 腰に負担が掛かる
砂なので汚れない 土で汚れる事が多い
農業機械を使用しないので安全 農機具の事故がある
障がい者、初心者でも可 健常者・経験者でないと出来ない
除草作業が簡単 除草作業が大変
農機具はハサミ程度 重機械が必要
きれい・簡単・安全 きつい・汚れる・危険
生性 "土"栽培に比べて生産性が非常に高い -
 
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今後の展開について

今回、立ち上げる農業法人ではこれをフランチャイズ展開する予定で、既に大手スーパーマーケットでの販売方法等も計画され、また当社では有機栽培したその野菜を使ったお弁当を開発し、ブランド化して販売してゆく予定です。 どうぞ、ご期待下さい。

 
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